「エコモチベーションとメンタルケアモチベーション」レポート

6日、エコプラザでみなと環境にやさしい事業者会議主催のセミナーがエコプラザで開催されました。

今回のセミナーのテーマは、「エコモチベーションとメンタルケアモチベーション」。

前後半に分けて、社内における環境貢献やメンタルヘルスへの意識を変えることで、企業を強くする方法が紹介されました。
セミナー前半の講師は、株式会社フルハシ環境総合研究所エコモチ事務局長の上野友紀子さん。

「社内の環境意識啓発のためには個人のライフスタイル全体を考えなければ。

企業としての環境経営の考え方やビジョンの浸透と市民教育との両輪がバランスすることで、社内が『共感』で結ばれる」と話し、そのためのポイントが紹介されました。

そして、セミナー後半の講師は、株式会社ポエガネイジア代表でカウンセラーの佐藤由明さんです。

「ストレス社会」と呼ばれ、会社に通うことすらできない社員が増える一方、「メンタルケア」の必要性がなかなか認知されずにいる現代。

そんな時代だからこそ、「心の状態をケアすることが大切。企業経営においては、判断基準を与え、個人のミッションを引き出すことで、個人と企業のミッションをすり合わせることが必要」と佐藤さんは指摘します。
効率ではなく、個人の心に配慮することが、厳しい経営環境に負けない強い企業をつくるという事実を知る場となったこのセミナー。

参加者たちは、心の状態が及ぼす意外なほどの影響の大きさに、驚き、感じ入った様子でした。