<目次 CONTENTS>
1アクションレビュー
ACTION REVIEW
◇3月3日「朝市エコバザー」開催
◇3月16日「末吉竹二郎氏講演会」開催
2「みなと区民の森づくり」特集
MINATO PEOPLE FOREST
◆プロジェクト概要
ABOUT THE PROJECT
◆取組み提案
PROPOSAL FOR COMMITMENT
3「mecc賞」最終のお知らせ
MECC PRIZE
4 ただいま企画中の案件
PROJECT NOW PLANNING
1)4.14朝市エコバザー
2)5.11年次総会
5会員一覧
MEMBER LIST
6編集後記
POSTSCRIPT
1アクションレビュー
ACTION REVIEW
◇「ミニエコバザー」開催
2「エコファンド」特集
ECO-FUND
◆プロジェクト概要 ABOUT THE PROJECT
◆取組み提案 PROPOSAL FOR COMMITMENT
3エコプラ第3号+別冊エコプラ発行
FREE PAPER PUBLISHING
4ただいま企画中の案件 PROJECT NOW PLANNING
(1)朝市エコバザー
(2)末吉竹二郎氏講演会
5 会員一覧
MEMBER LIST
6 編集後記 POSTSCRIPT |
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meccニュース10号
2007.03.23発行 |
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みなと環境にやさしい事業者会議 ■□■□■
《 meccニュース.vol.10 2007.03.23発行 》
□■□■□ minato eco-conscious consortium
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☆mecc会員事業者の方に向けて配信するメールマガジンです。
mecc設立初年度が終わろうとしています。
一歩一歩着実にというよりは、試行錯誤と紆余曲折の連続の結果、
大きく飛躍をとげた一年だったと思います。
ますますアクティブに翔きつづけるその最前線からの展望は、meccニュースでどうぞ。 (事務局)
□1□ アクションレビュー ACTION
REVIEW
◇「朝市エコバザー」
港区が本格実施をはじめたエコポイント事業に協力する目的で、
meccの主催イベントとして「朝市エコバザー」が開催されました。
これは、すでにエコプラザで実施されている常設のミニエコバザーの拡大版
という位置づけで、月に一度を目標に実施が予定されているもの。
その第一弾が汗ばむ陽気の3月3日の土曜日、エコプラザで行なわれました。
あきる野から、あきる野名産の「野良坊菜」をはじめ有機無農薬の産直野菜が届けられ、またmecc会員のらでぃっしゅぼーやさんが、同じく有機無農薬のにんじんやほうれん草を提供してくださいました。
告知をはじめて間もなく認知が及ばないと思われたものの、100名を越す来場者でにぎわいました。
また、エコポイントカードの普及もまだこれからという段階ではあるものの、
すでに親子で1300ポイントもためている来場者もいて、13枚のバザー券と交換し買物を楽しんでいました。
売上げのほうは5万8千円。
すべてボルネオの熱帯雨林の再生活動に寄付されました。
この日の好評ぶりから、あまり間を置くことなく、次回は4月14日土曜日に実施する予定です。
詳しくはこちら →http://www.eco-plaza.net/bazar
◇「末吉竹二郎氏講演会」
第4回みなと環境にやさしい事業者会議講演会は、末吉竹二郎氏による単独講演のかたちで行なわれました。
3月16日午後3時より、会場は前3回と同じく高輪区民センターホール。
UNEP(国連環境計画)で金融イニシアチブの特別顧問をつとめられる末吉氏。
「地球環境をめぐる金融の新しい流れ」をテーマに、たっぷり2時間を越す迫力あるレクチャーをいただきました。
カーボンマネジメントが世界の金融経済の柱となっている現状を踏まえ、
われわれ日本人がもっと意識を変えて行動に移さなければ欧米のはざまで取り残されると警告を発せられました。
取り上げられるエピソードのひとつひとつがリアルに響き、また警告の向こう側に熱い希望を垣間見させてくれる、実にスケールの大きなお話でした。
テレビ番組のゲストコメンテーターとしてもおなじみの末吉氏とあって、年度末にもかかわらず当日は100名近いギャラリーが会場を埋めました。
来場者にはもれなく好評だった末吉竹二郎氏講演会。
近々、その講演録をまとめます。
ご希望の方がいらしたら事務局までご一報ください。
□2□ 「みなと区民の森づくり」特集 MINATO PEOPLE
FOREST
◆プロジェクト概要 ABOUT THE PROJECT
港区が地球温暖化防止基金をつかってあきる野市で20haの面積の森林整備を開始する。
ひとつの自治体が別の自治体の森林を借り受けるのはこれが初めてのケースという。
20haの森林整備により年間182トンのCO2が吸収できる計算となる。
主たる目的は地球温暖化対策であるが、生物多様性に富んだゆたかな山林であり、
さまざまな環境学習の拠点になることも期待されている。
4月から現地調査が行なわれ、夏の終わりには本格的な伐採に移る。
現在のゾーニングプランによれば、巨木の保全、60〜70年生のスギ・ヒノキの広葉樹への転換、間伐・枝打ち等、それぞれのエリアごとに異なる目的をもって、
多彩な体験を可能にする森づくりを実施していく。
環境学習を行なうためのログハウスも建設される予定。
NHKのニュースでも取り上げられ全国からも注目されるようになった
このユニークなプロジェクトを円滑にすすめていくために、
東京都森林組合、秋川木材協同組合、あきる野市農林課、
NPOあきる野さとやま自然塾、港区環境課、そして、
みなと環境にやさしい事業者会議事務局が委員となって
みなと区民の森調整連絡会が発足した。
3月23日にはあきる野市役所で2回目の会合が催される。
◆取組み提案 PROPOSAL FOR COMMITMENT
まずは現地に一度足を運ばれることをおすすめします。
meccでは「あきる野森林体験ツアー」(仮称)を企画していく予定です。
クルマで港区から約1時間という地の利のよさが、港区があきる野市との交流をはじめた大きな決め手。
一日だけボランティア休暇をつかって日帰りでぞんぶんに森林体験を楽しむことができるでしょう。
多くの人の足で現地を踏み固めることが、森づくりへの取組みの大切な第一歩となります。
山の急斜面にかかるエリアも多く、そこはプロに伐採を委ねるしかないものの、
子どもたちと間伐体験が可能なエリアも少なくありません。
港区の子供たちを連れて森に入ってくれるボランティアを募らせていただくことになるでしょう。
すでに森づくりのノウハウをお持ちの会員事業者からのご協力もぜひいただきたいところ。
農業体験や秋の「ゆず狩り」などは森林ツアーのオプションとなるでしょう。
港区ではじまっているもうひとつの環境行動への取組みである「エコポイント」が、あきる野と港区のあいだで交流をはじめることも
期待されています。
あきる野での森林ボランティアによってエコポイントがもらえてそれがエコプラザでのエコバザー等でつかえれば、
2つの地域をまたがる地域通貨へとエコポイントは発展していくでしょう。
□3□ 「mecc賞」最終のお知らせ MECC
PRIZE
「東京のまん中から地球環境を変える、CSRを考える。 そんなチャレンジを待っています」と呼びかけ、【提案】と【提言】の2部門からアイデアを募るmecc賞。
いよいよその締め切りが4月2日に迫りました。
【提案部門】では「みなと環境にやさしい事業者会議の新規事業計画案」を、
【提言部門】では「CSRについて私が言いたいこと」を、
それぞれテーマごとに受付中です。
【提案】は簡単な事業計画書を、
【提言】は4000字以内の作文をお送りください。今からでも遅くありません!
どちらかひとつ、トライしてみませんか。
以下のmecc賞のバナーから応募が可能です。
http://www.eco-plaza.net/mecc/
この週末、ふと思いついたアイデアや論点をまとめてみましょう。 思わぬご褒美、賞金10万円をゲットするチャンスです。 あるいは、あなたのアイデアがmeccの新しい事業として花開きます。
どうぞふるってご応募ください。
事務局ならびに審査委員
※一同、首を長くしてお待ちしています。
※審査委員:
川村雅彦ニッセイ基礎研究所上席主任研究員/
吉田全男NECリース環境推進部長/池田正昭mecc事務局
□4□ ただいま企画中の案件 PROJECT
NOW PLANNING
1)4月14日 朝市エコバザー
3月3日に行なわれた最初の「朝市エコバザー」は100名を越す来場者が文字通り朝一からエコプラザを訪れ、あきる野の産直野菜「野良坊菜」などのまわりに人垣をつくり、春うららの好天のもと和やかな盛り上がりをみせました。
その模様は翌々日のNHK「おはよう日本」でも紹介されました。
この成功に弾みをつけて(すでに地域の常連さんができつつあります)、
本来の目的であるエコポイントの普及にむけて、第二弾の「朝市エコバザー」が4月14日土曜日に同じくエコプラザで朝10時から開催されます。
あきる野の産直野菜をはじめ (そろそろ野菜が本格的においしい季節です)、
常設エコバザーで展示しているあきる野の手作り醤油や乾麺などもエコポイントと寄付によって手に入れることができます。
区民と気軽に交流をはかれるいい機会です。
またエコポイントの説明などに一人でも多くのボランティアが必要です。
竹で組んだ特設テントが軒をつらねてみなさまのお越しをお待ちしています。
詳しくはこちら →http://www.eco-plaza.net/bazar
2)5月11日 年次総会
新しい年度を迎え、最初の大きな行事として「総会」を開催します。
もっとも重要な会議であり、もっともハナのある祭典です。
連休明けの5月11日金曜日を予定しています。
新年度の事業計画、予算について審議をいただくとともに、講演(講師未定)やmecc賞のプレゼンテーションなども当日のプログラムになる予定です。
昨年の設立総会同様、ホテル日航東京さんから会場をご提供いただけることになりました。
総会とあわせて懇親会の席ももうけさせていただきます。
異業種コンソーシアムが地固めをするまたとない機会です。
また、H18年度の年次報告書を会場でお渡しする予定です。
新年度の会員継続のお願いとあわせて、近く総会のご案内を郵送でお送りいたします。
ホテル日航東京の宴会の間で、新たな気持ちでみなさまとお目にかかれるのを楽しみにしています。
□5□ 会員一覧 MEMBER
LIST
(☆2007年3月16日現在/入会申込順) ※は幹事事業者
□ シナネン株式会社
□ 株式会社ジャパンエナジー
□ 西松建設(株)関東支店
□ 株式会社クリエート・ファーム
□ 明治学院大学※
□ グリーンプラネット株式会社
□ 伊藤忠商事株式会社
□ 株式会社乃村工藝社
□ 日本道路株式会社
□ 株式会社東京ヒューマニアエンタプライズ「ホテル日航東京」※
□ 港区※
□ 東京コカ・コーラボトリング株式会社
□ 三菱自動車工業株式会社
□ 三菱化学株式会社
□ 世紀東急工業株式会社
□ 特定非営利活動法人アースデイマネー・アソシエーション※
□ 株式会社長谷工コーポレーション
□ 笠井設計株式会社
□ 東京ガス株式会社南部支店※
□ 鹿島建設株式会社
□ 株式会社DTS
□ NECリース株式会社
□ らでぃっしゅぼーや株式会社※
□ イーグル工業株式会社
□ あすか製薬株式会社
□ 株式会社ヤナセ
□ 東京電力株式会社銀座支社※
□ 日本たばこ産業株式会社
□ 株式会社博報堂
□ 大川印刷株式会社
□ 社団法人東京都トラック協会港支部
□ サントリー株式会社
□ 株式会社フジエクスプレス
□ 都築電気株式会社
□ 日比谷総合設備株式会社
□ 清水建設株式会社
□ 日本通運株式会社※
□ 横浜ゴム株式会社
□ 尾瀬林業株式会社
□ ユニ・チャーム株式会社
□ 南国有限会社
□ 株式会社ケーブルテレビジョン東京
□ 文祥堂印刷株式会社
□ 安藤建設株式会社
□ 株式会社大林組
□ 株式会社こめつつじ
□ 株式会社ハウスオブローゼ
□ テンプル大学ジャパンキャンパス
□ 株式会社エコヒルズ
□ 株式会社省電舎
□ 株式会社ジャパンビバレッジ
□ 米田工機株式会社
□ 森永乳業株式会社
□ 太陽生命保険株式会社
□ TBSラジオ&コミュニケーションズ
□ 株式会社日経BP
□6□ 編集後記 POSTSCRIPT
講演会で大きなインパクトを与えてくれた末吉さんが、その直前に日経新聞に書かれていた記事の見出しが「CO2本位制にそなえよ」でした。
CO2排出権取引がいよいよ日本でも本格化しそうな気配ですが、英米独仏の各国は日本人の想像をはるかに超える勢いでいっせいにCO2排出権をめぐる覇権争いをはじめている、
というのが末吉さんのお話でした。
CO2本位制はすでに実体化しています。
カーボン市場は瞬く間に急成長をとげています。
二酸化炭素という空気が世界経済を左右する時代になりました。
かつては金がその価値を担保していた各国の通貨は、空気によって価値が決められるようになるのです。
たとえば1000kg単位のCO2に対するレートが各国の通貨の価値をもっとも端的に評価する尺度となり、
CO2相場が金融市場を席巻するようになるでしょう。
CO2そのものが世界最大の機軸通貨になる可能性もあながちありえないことではないでしょう。
CO2経済の発展とともに地球温暖化対策は飛躍的に成果をあげるでしょう。
SFでも描けなかった未来がやってきました。
黄金に笑った人が空気に泣き、黄金に縁のなかった人が空気で笑う。
空気に支配される空気のようにとりとめのない世界の金融の流れに、われわれmeccはワクワク感をもって飛び込んでいきたいものです。
(MI)
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次号は、4月20日頃配信予定です。特集は「mecc2007事業計画」の予定です。
また直前のイベント情報などは、別途そのつど配信いたします。
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<meccニュース Vol.10 2007.03.23>
発行:みなと環境にやさしい事業者会議
〒105-0001 港区虎ノ門3-6-9 エコプラザ内
TEL:03-6806-9280 FAX:03-6806-9282
URL: http://www.eco-plaza.net/mecc
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