みなと環境にやさしい事業者会議 minato eco-conscious consortium

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meccからのお知らせ

初秋の尾瀬で「meccエコツアー」

♪夏がく~れば思い出す~p1020444

遥かなる尾瀬に行ってまいりました。初企画 「meccエコツアー」です!

この企画は、会員事業者である東京電力さんの多大なるご協力により実現したもの。
ツアーに参加したのは9名の有志です。

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エコツアーに出かけたのは、9月10日金曜日~11日土曜日にかけての2日間。
朝8時に港区浜松町を出発し、一路尾瀬に向かいました。

尾瀬は国立公園に指定されていますが、公園全体の約4割、特別保護地区の約7割の土地を東京電力が所有しています。国立公園内に私有地と聞くとちょっと驚きますが、それ自体は珍しいことではないのだそうです。

一行が最初に訪れたのは「尾瀬ぷらり館」。
この中に東京電力自然学校が設置されており、まずは尾瀬の生き物などについて学習しました。

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尾瀬は日本でも有数の動植物の宝庫。鳥類だけでも150種以上が生息しているのだそうです。

サンショウウオを手に載せる事務局の伊藤と、熊と記念撮影をする明治学院大学の小船井さん。

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予習がすんだところで現地に向かいます。
鳩待峠に到着し、まずは、現地のガイドさんから説明を受けました。

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「歩道以外には入らないこと。ゴミは持ち帰ること。小石ひとつ、枯葉一枚も持ち帰ってはいけないこと」。
尾瀬の自然を守ろうとする厳格な姿勢が、静かな言葉にも現れていました。
尾瀬の豊かな自然はこうして守られているのですね。

準備体操をして、いよいよ出発!
まずは林道がつづく中を歩いていきます。

途中、ブナの木の説明を受けたり、
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大きなカラマツ(多分・・・)の木を見上げたりしながら、
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なんとも清々しい気分で歩いていきました。
噂には聞いていましたが、尾瀬とはこんなにも気持ちのいい場所だったのかと改めて思い知らされました。ちなみに、道中はゴミひとつ見あたりません。

小一時間したところで林道を抜けると、まさに「これぞ尾瀬」という風景が広がりはじめました。山に向かって木道がのびています。p1020415

途中は様々な植物も教えていただきました。
これはトリカブトの花。紫色がとても美しい。
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少し色づいている木もありました。漆(ウルシ)です。秋がはじまっています。
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しばらく歩くと絶景ポイントに到着しました。
池にうつる山のきれいなこと!ただただ眺め入るばかりです。
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尾瀬では、木道以外には踏みいることができません。
またガイドさんから説明のあったとおり、枯れ葉一枚も、小石ひとつも持ち帰ることはできません。
そうした自然と人間との一定の距離感を保つことが、尾瀬の豊かな自然を守り、そうして守られた自然が人間に癒やしや元気を与えてくれるのです。

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初日は約8キロを歩き、宿泊場所である「東電小屋」に到着しました。
ひとっ風呂浴びて汗を流し、待ちに待った夕ご飯を食べたあとは、参加者どうしの交流の時間。
meccの今後はどうあるべきかなど、有意義な意見交換の機会となりました。
また、夜には降るような星空も観察。天の川がくっきり見え、南の空には南斗六星やさそり座が輝いていました(写真を撮れず残念!)

翌朝は6時起床。この日は10キロの道のりを歩く予定です。
ごはんを食べて、いざ出発です。

朝露にぬれる植物にも目を奪われます。蜘蛛の巣がなんとも芸術的に見えること!
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昨日とは違う道を歩きながら、尾瀬の自然を丹念に観察しました。

また、二日間をとおしてゴミを拾う「クリーンボランティア」体験もしていたのですが、9人全員あわせても、拾ったゴミは小さな布きれひとつだけ。
ツアー客のマナーの良さに感心しましたが、現地のガイドのかたにいわせると「ゴミの持ち帰りを徹底するのに10年かかった」そう。長い年月の積み重ねなのですね。

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二日目もお天気にめぐまれ、抜群に気持ちのいいエコツアーとなりました。

参加者のお一人、NTTコムウエアの小林さんが、途中ガイドさんが解説してくださった動植物を書き留めていらっしゃいました。
以下、参考までに掲載させていただきます。

◆第一日目:鳩待峠~山の鼻~牛首分岐~ヨッピ吊橋~東電小屋
・トチの木(大きい葉) ・シシオトシ ・サラシナショウマ
・ネズコ ・ダケカンバ ・クロモジ ・ナナカマド ・コメツバ
・オオカメ(ムシカリの木) ・ユキザサ ・コシアグラ
・シャクナゲソウ ・ヤグルマソウ ・ツキバネソウ ・トリカブト
・シナの木(ハード形の葉) ・カワカラス(動物) 
・ヒツジグサ ・オゼコウボ ・キンポウカ ・カラマツ
・ニッコウキツゲ ・ミズナラの木(どんぐり) ・マイタケ
・エゾリンドウ ・ウツギ ・ヤツヤナギ(ミントの香り)
・ニガナ(すすきみたい) ・ウメバチソウ(白い小さな花)
・アユ ・イワナ

◆第二日目:東電小屋~見晴~竜宮~山の鼻~鳩待峠
・ツラヤクシュ ・エンベイソウ ・カキツバタ ・ミズバショウ
・エンジュの木(床柱にする) ・チョウジギク ・アカネボラ
・アブラハヤ ・ギョウシャニンニク ・ウメバチソウ ・ミタケスギ
・アブラハヤ(魚)

人間と自然との関係のありかたについて、ひとつの明確なモデルを提示しているのが尾瀬だと思います。
雄大かつ繊細な尾瀬の自然に触れ、またその自然を守るためにやること・そしてやらないことを徹底している人々の営みに触れ、本当に有意義なエコツアーになりました。

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ぜひみなさんも、尾瀬におでかけください!