区長・会長あいさつ

※下記は、2021年度 みなと環境にやさしい事業者会議年次報告書に掲載した区長・会長あいさつを転載したものです。

【区長挨拶】

港区長 武井雅昭

みなと環境にやさしい事業者会議におかれましては、新型コロナウイルスの 感染拡大により、
企業活動に大きな影響がある中、「スポーツGOMI拾い大会 in みなと」や「企業と環境展」の開催など、事業者・区民・区の協働の場となる様々な活動に積極的に取り組んでいただいております。
これまでの活動に対し、厚く御礼申し上げます。
区は、人の暮らしと環境が調和した持続可能なまちの実現に向けて、「2050 年までに区内の温室効果ガスの排出実質ゼロ」を達成するための取組を進めています。
区が率先して、温室効果ガス排出量を削減するため、区有施設の 電力を100パーセント再生可能エネルギーに転換し、新たに計画する施設については、ゼロ・エネルギー・ビルを目指し、これまで以上に省エネ効果の高い建物とします。 また、脱ガソリン車へのシフトを加速させるため、電気自動車を道路パトロー ルカーに導入するほか、ちぃばすの電気自動車導入も推進します。
このような取組を通して、区民や事業者の協力を得ながら、地域と一体となっ て脱炭素化を進めていきます。 会員事業者の皆様におかれましても、環境負荷の少ない社会経済活動への転換について、一層のご協力をお願いします。
今後も、会員事業者の皆様の環境問題解決に向けた取組を通じ、みなと環 境にやさしい事業者会議の活動が益々発展されることを祈念いたします。


【会長挨拶】
みなと環境にやさしい事業者会議会長・港区副区長

野澤 靖弘

平成18年5月に設立されたみなと環境にやさしい事業者会議(mecc)は、 日本の環境分野をリードする会員事業者の皆様とともに歩みを進めてまいりました。

会員事業者の皆様には、事業者会議の運営に多大なるご支援、ご協力 を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は、真鍋淑郎さんが、大気中の二酸化炭素濃度が気候に与える影響を 明らかにした研究の功績が称えられ、ノーベル物理学賞を受賞されました。

また、イギリスのグラスゴーではCOP26が開催され、気候変動の問題について、 国際社会が一体となり、直ちに取り組むべき重要な課題として議論されるなど、 国際社会において、大きな関心事となっています。
みなと環境にやさしい事業者会議の活動におきましては、新型コロナウイル ス感染症拡大防止のため、一部事業が中止になりましたが、再生可能エネル ギーの普及や学校でできるSDGsアクションをテーマに「みなとSDGs」のセミナーを開催し、環境に関する見識を深めてまいりました。その他にも、「企業と環境展」の企画として、「しいたけ栽培チャレンジ」を行い、SNSを活用した新たな事業に取り組みました。
みなと環境にやさしい事業者会議は、大切な地球環境を守り、次世代に引き継いでいくため、様々な事業に積極的に取り組む必要があると考えております。今後も、区を取り巻く状況を踏まえつつ、引き続き様々な取組を展開していきたいと考えております。
皆様のより一層のご協力をお願いいたします。