毎年恒例の「エコライフ・フェアMINATO2011」が、5月21 日、有栖川宮記念公園で開催されました。
エコライフフェアの今年のテーマは、「今私たちにできること」。東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故を受け、節電や省エネが喫緊の課題となった今年、一人ひとりができることを考え行動しようというのが今回のイベントのメッセージです。
会場の中央に陣取ったのは、これまた毎年恒例の「エコバザー」。みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)の会員事業者から出品された文具やオモチャ、食器などが並び始めると、今か今かとスタートを待ち望む人たちがワッと集まり、たちまち人だかりができました。数あるバザー品のなかで人気を二分したのが「無農薬の野菜」と「食器のセット」。バザーの開始前から「これとっておいて!」「予約できる!?」といった元気な声が飛び交い、バザーをスタートするやいなや、商品は飛ぶように売れていきました。
エコバザーは15 時まで開催し、一日の売上は102,670 円に。この売上は、全額を環境保全活動に寄付します。
会場内ではほかに、環境エンタメデザイナー・ハッタケンタローさんによる講演や、エコプラザスタッフの若林晋さんをコースガイドにした「ノルディック・ウォーキング」、古着や廃食用油の回収、リサイクル自転車の販売などが行なわれ、来場者それぞれが自らできることに取り組む、晴れ晴れとした初夏の一日となりました。