日時:2019年9月10日(火)18時00分~20時00分
会場:港区 エコプラザ
ファシリテーター: SDGsライター 松尾沙織氏
講演:国連職員 大久保勝仁氏、NPO法人荒川・クリーンエイド 今村かずゆき氏、リコージャパン株式会社 鳴島里美氏
参加事業者:ソニー・ミュージックエンタテインメント、サイオス、スズデン、DSM、テクノプロ・ホールディングス、明治学院大学(学生)、森ビル、横浜ゴム 計14名
一般参加者: 27名
合計参加者数:41名
第2回みなとSDGsを開催しました。
当日は会員事業者、一般の申込みを合わせ40名以上が参加し、今回のテーマへの関心の高さを感じました。
まずは、ファシリテーターの松尾氏と国連の大久保氏からSDGsと今回のテーマである海洋プラスチックの現状や、ペットボトル製品の消費量など数字を用いた解説からスタート。
日本海のプラスチックゴミの濃度は他国に比べ27倍と高く、物の消費率が高い日本はSDGsを掲げる前に、まずは個々のレベルから資源の使い方に気づき取組む時が来ていると話されました。
続いて荒川クリーンエイド・フォーラムの今村氏に事例発表を頂きました。
活動内で“川ゴミ調査カード”を作成し拾ったゴミの数値化をしたところ、海洋ゴミの6〜9割がリサイクルされずに街ゴミとして漂流したものであるという結果に会場内から驚きの声が上がっていました。
後半は、リコージャパン鳴島氏から「SDGsの取組みと生物多様性保全活動」をテーマに事例発表を頂きました。
- 自社製品を活かした過疎地の学校の遠隔授業の支援
- 参加している荒川クリーンエイドのステークスホルーダー協働への働きかけ
- 社内の働き方改革「15時までに帰る、プレミアムワンデー」
などを紹介頂きました。
時間の都合でグループワークを行うことが出来ませんでしたが、SDGs17項目ごとにプラスチック問題を解決する為のアイディアワークシートを配られ、悩みながら記入する姿が見られました。
参加者の声
実際の数字や現状を知り、危機感がとても強くなった
講師の話にもあったように環境問題は個々のレベルから考え直す時代になったと思う