2022年度 第1回meccツアー「リコージャパンから学ぶSDGs」実施報告

meccツアー

日   時:2022年12月7日(水)9時50分〜12時00分

場   所:リコージャパン株式会社 田町営業所

協   力:リコージャパン株式会社

参加事業者:インフォコム株式会社、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、シナネンホールディングス株式会社、株式会社メトロアドエージェンシー、東京ガスネットワーク株式会社東京中支店、港区、一般社団法人ワンジェネレーション、mecc事務局 計14名

第1回meccツアーを行いました。

リコージャパンのSDGsの取組みについて

まずはリコージャパンのSDGsの取組みについて講演いただきました。20年以上に亘り環境保全と利益創出の同時実現を目指し、全社員参加のセルフチェック等により一人一人の意識を変革していくことに力を入れていました。このような取組みを推進していくためにはトップの強いコミットメントが重要であり、リコージャパンではトップから社員に向けたメッセージの発信を行っています。SDGsの取り組みが働き甲斐や誇りにつながっているかというアンケートでは93.5%の方が思う・少し思うと回答しています。

ゼロエネルギーを実現したZEB事業所のご紹介(ViCreA和歌山オンライン見学)

リコージャパン全体の取り組みを理解した後は、ゼロエネルギーを実現したZEB事業所(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル※)であるViCreA和歌山とオンラインで繋ぎ見学しました。※快適な室内環境を実現しながら建物で消費する年間の一次エネルギーの収支ゼロを目指した建物 和歌山事業所では太陽光発電により、空調や照明などの消費電力を賄っています。太陽光発電は日中により多くの発電するため、朝や夕方以降は発電量が下がります。そこで蓄電池やEV車の蓄電池を利用し、1日を通して消費電力をカバーできるようになっていました。他にも自動で照明を調整し、日光もオフィスに取り入れながら働きやすい環境づくりがされていました。テレビ中継のようにオフィス見学もさせていただき、発電量や消費電力がわかるモニターや社員の通用口に置いてあるエコバックなど細かい工夫まで学ぶことができました。

田町事業所のご紹介(ViCreAたまち見学)

最後に会場の田町事業所(ViCreAたまち)も実際に見学させていただきました。フリーアドレスで広々としたオフィスですが、殺風景にならないように壁に緑を感じるラベルやポスターを貼っていたり、雑談や飲食ができるコミュニティスペースがあったりと工夫がありました。災害用の保存水も目に付く場所に置いてあり、意識付けにも役立てていました。

参加者の感想

社員が他人事ではなく自信をもって取り組んでいることがよかった。トップのコミットメントがあってこそだと感じた。

仕組化していくためには現場の努力が重要だと思った。

数値結果を共有することで社員のやる気や工夫を生み出していて、取り組みが自然で無理がなかった。