mecc主催でビジネスのための太陽エネルギー活用セミナーを行いました。
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ドイツなどの“環境先進国”と呼ばれる国のみならず、世界各国が省資源・CO2削減目標の達成のために拡大・推進
に取り組んでいる太陽エネルギーの活用。日本においても、住宅で太陽光発電した電気に対して固定買取価格を導入することを政府が発表、東京都でもグリーン電力(熱)証書制度の普及を視野に入れた太陽エネルギー機器導入に対する補助金制度が開始されました。
こうした政策当局の動きを受けて、メーカー各社も開発・販売に力を入れつつある太陽エネルギーの活用についてビジネスの観点から学ぶ「ビジネスのための太陽エネルギー活用セミナー」が20日夜、エコプラザで開かれました。
行政と民間の二つの立場から太陽エネルギーについて講演が行なわれたこのセミナー。
前半では、東京都環境局都市地球環境部再生エネルギー担当の谷口信雄さんによる東京都が進める太陽エネルギー利用拡大の取り組みの講演が行なわれ、平成22年までに都内4万世帯への太陽エネルギー利用機器の導入を目指した補助金制度や将来的に検討されている行政・公的機関によるグリーン価値買い取りの仕組みが説明されました。またセミナー後半では、太陽エネルギーを活用した商品の開発・製造・販売を行なう株式会社サンジュニア代表取締役の西原秀次社長から太陽熱を利用した温熱システムの導入について具体的な方法が語られました。
(毎日アースデイ新聞4月21日号より転載)