18日、mecc(みなと環境にやさしい事業者会議)主催のセミナーが、エコプラザで開催されました。
「エコ・オフィスの作り方・使い方」と題されたこのセミナー。
ソフト・ハードの両面からエコなオフィス環境について学びました。
緑の家学校代表の芝静代さんを講師に、エコなオフィスの「つくり方」を学んだセミナー前半。
「一般的なオフィスは、防火、静電気防止、清掃など維持管理の効率を優先するあまり、電磁波やTVOC(Total Volatile Organic Compounds
=総揮発性有機化合物)などで「シックオフィス」といわれる状態になっている」と芝さんは指摘します。
そして、机やイスなどの什器をムク材に変え、観葉植物などをオフィス内に配置することなどによって人体への悪影響を緩和しつつ、コミュニケーションを円滑にする環境がつくれることを実験データをもとに説明していきました。
つづくセミナー後半では、フルハシ環境総合研究所の上野友紀子さんがエコなオフィスの「つかい方」を紹介。
「業務の効率を高めること=環境効率を高めること」という観点から、オフィスを整理・整頓する方法が紹介されました。
オフィス環境をエコという観点から考え、具体的な方法が示されたこのセミナー。
参加者たちは、オフィスをエコなものにするヒントをしっかりと受け取って、それぞれのオフィスへと帰っていきました。
(毎日アースデイ新聞より)