26日午後、みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)が主催するセミナー「『東京都排出総量削減義務制度』と『省エネ法・温対法改正』対策セミナ-」がエコプラザにて開催されました。2009年度から東京都が開始する大規模事業者への「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」(削減義務が課されるのは翌2010年度から)の概要やオフィスでの省エネ・CO2削減の方法等が紹介され、企業の担当者など70名が熱心に説明に聞き入りました。 三部構成で行なわれたこのセミナー。はじめに東京都環境局における排出量取引の担当課長である宮沢浩司さんが、東京都が開始する新制度の必要性やその概要について説明。つづいて財団法人省エネルギーセンターの原正幸さんが、自然エネルギーの有効活用法から高効率な機器の導入についてまで、省エネ・CO2削減のための具体的な方法を幅広く紹介しました。そして最後にこのイベントの共催企業で温室効果ガス排出量の審査サービスにおける国内でのパイオニアでもある株式会社日本スマートエナジーの主任審査員 藤田真吾さんが、改正された省エネ法(*1)・温対法(*2)のポイントを説明し、4時間に及んだセミナーを締めくくりました。 *1 エネルギーの使用の合理化に関する法律 *2 地球温暖化対策の推進に関する法律