5月11日金曜日、ホテル日航東京の宴会ルーム「シリウス」でmecc創設から1年目の最初の年次総会が行なわれました。
会員の過半数を超える36事業者が出席し、無事、総会は成立しました。
午後2時半から総会に先立つ第一部として武井雅昭・港区長とmeccの会長である永尾昇・港区副区長のごあいさつの後、竹村公太郎・リバーフロント整備センター理事長/日本水フォーラム事務局長にご講演をたまわりました。
江戸と水辺環境をテーマに独自の研究をつづけられる竹村氏。「広重にみる都市の誕生と再生」と題して、江戸がいかにして治水と都市計画を行なったか、港区にまつわる場所を手がかりにユニークな考察と推理をご披露いただきました。

竹村公太郎・
リバーフロント整備センター理事長
総会の議事は定刻の午後4時から開始され、
平成18年度の事業と収支報告、および19年度の事業計画案・予算案がすべて満場の拍手のもとに承認されました。
事業計画案の発表の一環として、mecc賞の<提案部門>で一次審査を通過した3名のプレゼンテーションも行なわれました。
この提案のなかから、さらに新規事業が計画案に加わることになります。
内容が事務局の読み以上に盛りだくさんとなったため、
予定の終了時刻を30分近くもオーバーすることになりました。
また総会にひきつづき行なわれた懇親会のほうでは、参加者が予定の申込み人数をオーバーする賑わいをみせました。
オブザーバーとして参加されたある事業者の方は「こういう席がこんなに盛り上がっているのは経験がない」と驚かれるほど、2年目を迎えてmeccの交流の輪はますますゆたかなひろがりをみせました。

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